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府中市片町 高安寺本堂

平安時代に藤原秀郷の居館を市川山見性寺に改めたのが始まりとされます。見性寺は地理的条件から重要拠点とみなされ、鎌倉時代後期から続いた戦乱によって荒廃しました。暦応年間(1338–42年)に入ると、室町幕府の将軍となった足利尊氏が日本各地に建立した安国寺のひとつとして再興させ、名称も尊氏の旧名(高氏)から龍門山高安護国禅寺と命名されました。室町幕府の手厚い保護を受けて興隆しますが、その後の度重なる戦乱で再び荒廃しました。現在の本堂は、寛永元(1624)年に焼失したものを、享和3(1803)年に再建したものです。

文と写真:小野澤 健至
東京都建築士事務所協会南部支部府中部会
名称
高安寺本堂
所在地
府中市片町2-4-1
建築時期
享和3(1803)年