良い建築士を探すには
建物が作られる際には、必ず建築士事務所(建築士)が設計を行っています。建物のデザインや間取り、構造や仕上げといった目に見える部分だけでなく、法規の確認や申請、そして工事の監理まで、建物作りのトータルに大きな影響を与えるのが建築士事務所です。そのためよい建築物を建てるためには、あなたにとってよい建築士を見つけることが大切なポイントです。
よい建築士事務所とは?
建築士はあなたと一緒に建物を考えてくれるパートナーであり、建築のプロフェッショナルとしてあなたの助言者であり代理者です。そうしたことを考慮した上でのよい建築士としての要素とは?
- 豊かな経験と最新の知識を持つ建築のプロフェッショナルであること
- 施主の指向や考え方を理解し、それに則ったうえで適切な提案ができること
- 予算と経済性に十分配慮したバランスのよい選択・設計ができること
- 工事業者他、建築に関わるさまざまな関係者に、施主の代理者として有効な影響力を持つこと
- 施主との間で人間的な相性が合い、信頼を持てる関係が作れること
上記の要素を高いレベルで満たせる建築士が、あなたにとってのよい建築士といえるでしょう。
探すには?
普段なかなか建築士と関係する機会が少ない施主にとって、よい建築士と出会うためにはどうすればよいでしょうか?
見極めるには?
さまざまな方法やきっかけで会った建築士。でもあなたにとって良い建築士かどうかは、仕事が終わってからでないとなかなか判断が難しいところです。もし依頼をするかどうかを迷ったときは、例えば下記の事項を確認してから結論を出してみましょう。
- 過去の仕事を見せてもらいましょう(業務履歴や写真を見せてもらったり、実際に見学させてもらい、あなたの感覚との大きなずれがないか確認しましょう)
- 依頼しようとする建物と同種の建築物の設計経験の確認しましょう(同種建築物の業務実績が多ければ、より信頼をもって依頼できます)
- 建築士との相性を確認しましょう(良い建物を作るには、率直に何でも話し合える関係が築けるかどうかが重要です)
- 事務所を訪問しましょう(建築士事務所は法律で「建築士事務所の登録票・標識プレート」の表示が義務づけられています。そうした基礎的な事項をちゃんと守っているかチェックしてみましょう)
- 法令遵守の姿勢を確認しましょう(上記の「標識プレート」の表示も含め、法で定められた事項を正しく守る姿勢があるかどうかを確認しましょう。法規の勝手な解釈やいい加減な認識は、最終的に建築物の安全性や資産価値を大きく減じることとなります)